「ターナー賞の歩み展」いってきました
念願かなってついに『牛』をみてしまいました
こいつです→⇒⇒
この「牛」。
こうみえてれっきとした作品です。
デミアン・ハースト作。「母と子、分断されて」
衝撃的でした
そしてクール
牛の白と黒のコントラストにホルマリンのブルー。
またタイトルからも分かるよう縦に真っ二つにされた2頭の牛。
う~んシュール
死と孤独というテーマをイメージや象徴でなく、
物体として直接提示した作品は衝撃以外何者でもない。
実際この作品は多くのスキャンダルとなり、動物愛護団体や
タブロイド紙をにぎわした。
スキャンダルといえばこの作品もそう。
クリス・オフェリの「ノー・ウーマン、ノー・クライ」
黒人青年が白人によって殺害され無罪となった
人種差別問題が背景にあります。
写真だとわかりずらいのですが
涙の部分は
亡くなった青年の写真がうめこもれてます。
絵を支えているのは黒人文化の象徴
像の糞。
強いメッセージが感じますね。
さてこのターナー賞。
英国現代美術の振興が目的に設立され、今では最も権威ある賞のひとつ。
この賞の多くの受賞者は国際的にも高く評価されているのです。
僕は正直美術など全然理解できないです
ただ、現代美術を観るのは好きで。
発想?が考えつかないもののなかにもしっかりとしたメッセージが。
人間の可能性の大きさを改めて感じますよね。
我々の仕事にも通じるものが多くもっともっとやらねばと。。。
他にもボルフガング・ティルマンスやトニー・クラッグなど
第一回から今までの作品が展示されています。
個人的にかなりおすすめです。
是非足を運んでください
ちなみに場所は六本木ヒルズにある森美術館です。
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