甲子園、いよいよべスト8ですね
神奈川県勢といえば、横浜・慶応共に勝ち残る快挙
このまま決勝は神奈川同士なんていいですね。
さて、そんな野球の季節にピッタリの本をご紹介します。
まずは、「魔球」。
僕のリスペクト作家東野圭吾の作品です。
書かれたのが1988年、舞台は1964年といささか時代を感じます。
しかし、内容はといえばそんなことはまるでないです
無名高校を甲子園に導いた1人の天才。
様々な事件が彼とたくみに絡み合い、そして彼とともに全てが解明されていきます。
この作品は推理小説としても秀逸ですが、一番の魅力は一人の天才の個性的な肖像が鮮やかに浮き彫りにされている点です。
さらにこの作品にはラストに、東野作品でもトップクラスの名ゼリフが
しかも、このセリフを導き出すために内容が構想されたなんて噂も
必読です。
涙なしでは読めません
続いては「ひゃくはち」。
現在、公開中の原作です。
異色なのが、この作品、映画化が決まってから発行されたのです。
こちらは青春ストーリー
甲子園を目指す野球部の高校生活が描かれています。
家族、友情、酒、タバコ、女、そして野球。
高校生なのか高校球児なのか
野球。。。それ以上のものがあってはいけない、それが僕らの基準だった・・・
補欠の数だけドラマがある
何故、そんなにも懸命なのか、それが青春なのか。
高校時代がフラッシュバックされます。
ちなみに題名の「ひゃくはち」。
これはボールの縫い目の数。
縫い目の数だけ球児の願いが込められているのです。
この季節になると思います、もう一度あの頃へと・・・
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